2009年6月現在、外国為替証拠金取引(FX)には、非取引所取引(一般のFX)と公的FXといわれるくりっく365があります。口座を使い分けるとどのようなメリットがあるのか説明していきます。
まず一般のFX口座は『利益にかけられる税率が高い』というデメリットがあり、利益を上げても最大で50%を税金で取られてしまいます。しかし、くりっく365は『税率が一律20%』と決められており、一般のFXと同じ金額の利益が出た場合、税金で取られる金額が少なくて済みます。(課税所得が330万以上から)
例えば、給料400万円(29万×14カ月)+FXの利益300万円の場合、一般のFXだけで取引していた場合、33%が税金として引かれるので、利益は約200万円になってしまいます。しかしくりっく365で同じ状況の場合、税率は一律20%なので、利益は260万円になります。条件付きではありますが、利益UPに繋げることが可能です。
それなら『くりっく365だけでいいのでは?』と思ってしまいますが、くりっく365は取引に手数料がかかってしまいますので、取引回数が多い場合、一般のFXと同じ利益を出すには、余計にコストがかかります。
ではここで、それぞれに適した投資スタイルとメリット、デメリットを比べてみましょう。