「円安第2波」はくるのか?【FXコラム】

2013/7/3

ニューヨーク外国為替市場は2日の円相場が1ドル=100円台をつけた。100円台は6月5日以来ほぼ1カ月ぶり。

第2波となる今回の円安トレンド。はたして持続性はどうなのか?

注目は4点。

  • 米国の量的緩和縮小がより現実性を帯びた事。それによりドル高要因は強まり、さらに米連邦準備理事会のバーナンキ議長がスケジュールに言及したことで中長期的な流れは緩和傾向なのは明らかと見る。
  • 通貨安競争の負の側面が顕在化。新興国経済が不安定期に入り円安を非難する声が弱まる雰囲気。
  • 「雇用なき異次元緩和」の懸念を高めている事。アベノミクスに対する失望感もあり、「骨太の方針」も疑問視する見方が多い。財政赤字問題を危惧する外国人投資家は「悪い円を売る」方向に流れる可能性が大きい。
  • 国債回帰の動き。

今後の円高要因は?

円安トレンドに対し、円高となる要因はあるだろうか。

要因としては「中国の金融不安」「シャドーバンキング(影の銀行)の構造的問題」「エジプト情勢の混迷」といったところ。

これらのリスクに対し短期マネーが円に逃避することは十分考えられるが、総合的な流れとしては乱高下はありつつ円安が進行するといったところか。

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